2013年09月16日

FXのスキャルピングとは?

FXのスキャルピング取引とは、数秒から数十秒で新規ポジション建てから決済までを終わらせてしまう、超短期型のトレード手法です。ほとんど反射神経や一瞬一瞬の判断で取引をおこなうもので、ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もあまり使いません。

個人的な意見ですが、スキャルピングで成功している人には独特なセンスを持つ人や、意外ときっちりした人が多いように感じます。

■ スキャルピングのメリット

スキャルピングは超短期のトレードで、早い場合は数秒しかポジションを持ちません。そのため、外部環境の変化による急な為替変動によって大きな損失をだすリスクが他の手法にくらべて小さいと言えます。

また、取引に必要な時間が短いため時間効率が良くなるし、スイングトレードなど長くポジションを持つスタイルよりも精神的な余裕を持てます。ポジションが持ったまま寝るというのは最初は慣れないものですが、スキャルピングにはそういう心配はありません。

■ スキャルピングのデメリット

スキャルピングでは利益も損失も即座に確定するため、儲けたときも利幅があまり取れません。そのため、スプレッドに代表される取引コストが高くなる傾向があります。また、瞬時の判断が必要な場合が多く、向かない人には全く向かないスタイルです。

■ スキャルピング向きの通貨ペアとタイミング

スキャルピングではスプレッドが小さく、1日のボラティリティ(変動幅)が大きな通貨ペアを選ぶのが基本です。ドル円、ポンド円、ユーロドルなどが人気があります。

また経済指標の発表時は為替レートが大きく変動するため、狙い目です。実際、おもにロンドン市場やニューヨーク市場の取引時間に、得意なチャート形などで勝負する投資家が多いようです。
posted by クサナギ at 16:37 | FXの勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)

物価に関する経済指標として「生産者物価指数(PPI)」と「消費者物価指数(CPI)」があります。物価が上がりインフレになれば、それを抑えるために中央銀行は金利を引き上げ、逆にデフレになれば金利を引き下げます。

物価に関する経済指標は、金利に直接影響を与える大きな材料なので、外国為替市場に参加する多くの投資家が注目しています。

■ 生産者物価指数(PPI)

アメリカ国内製造業者の約10,000品目を調査して、売り手側の販売価格、つまり生産者の卸売り価格を指数化したものです。分類としては、原材料・中間財・最終財があります。価格変動が大きい食品やエネルギー部分を除いた「コア指数」が特に重要視されます。

月次の数値が発表されます。発表日時は、毎月15日前後の木・金曜日、日本時間22時30分(夏時間では21時30分)です。

■ 消費者物価指数(CPI)

消費者が商品やサービスを購入する価格を指数化したものです。生産者物価指数が売り手側の価格をあらわしているのに対して、消費者物価指数は買い手側の価格をあらわしています。こちらも、食品やエネルギー部分を除いたコア指数が重要視されます。

金融当局が政策をすすめるのに最も重要視されるもののひとつで、「経済の体温計」とも呼ばれています。生産者物価指数よりも、こちらの消費者物価指数のほうが外国為替市場に与える影響も大きいとされています。

月次の数値が発表されます。発表日時は、毎月15日前後の日本時間22時30分(夏時間では21時30分)です。
posted by クサナギ at 14:40 | FXの経済指標 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマーズ元財務長官がFRB議長を辞退

最近のアメリカの金融政策については、金融緩和縮小がいつになるのか、どの程度になるのかということと、バーナンキFRB議長の後任が誰になるのか、ということが注目されています。

候補としてサマーズ元財務長官とイエレンFRB副議長の名前があがっていましたが、ここにきて有力と見られていたサマーズ氏がFRB議長を辞退したというニュースがでました。

オバマ米大統領は15日声明を出し、サマーズ元財務長官から連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補から除外するよう要請され、受け入れたことを明らかにした。有力候補とみられていたサマーズ氏は選考辞退の理由について、指名されても上院の承認手続きで厳しい批判を受けるためなどと説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130916-00000011-jij-n_ame

サマーズ氏は東欧系ユダヤ人移民の家系で、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒業後ハーバード大学大学院にすすみ、28歳という若さでハーバード大学史上最年少の教授になった秀才。経済学者として、財政学やマクロ経済学、人口統計学などいろいろな分野で論文を発表しています。

そうした輝かしい業績の一方で、物議をかもす発言もあるようです。世界銀行チーフエコノミストのころには「サマーズ・メモ」で、公害産業を環境汚染によるコストの低減が期待できる開発途上国に移転することを推奨して、環境に関する団体などから批判を受けました。

またハーバード大学学長のころにも、統計的に女性が数学等の最高レベルの研究について適正がより少ない可能性があるという旨の仮説を提示して、女性差別ではないかという批判も受けています。

さらに、クリントン政権時代に金融規制緩和を推進したことがその後の金融危機につながったという向きもあり、なかなか敵は少なくないのかもしれません。そういった理由から議会での承認が遅れ、アメリカ経済に悪影響があるのではないかとして、今回の辞退を決めたようです。

このニュースを受けてなのかわかりませんが、ドルが下げている模様。今週の外国為替市場は波乱含みのスタートとなりました。
posted by クサナギ at 13:20 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月15日

米雇用統計とは?

FXでスキャルピングやデイトレをおこなう場合、基本的にはチャートを見ます。ローソク足やトレンドライン、MACDやストキャスティクスなどの指標(インジケーター)を利用したテクニカル分析をおこなうのが通常です。

しかし、ファンダメンタルズを全く見ないわけではありません。特に重要な経済指標の発表時にはマーケットが大きく動くため、利幅を取るチャンスでもあり、また損失をだしてしまうタイミングでもあります。事前に、どういった経済指標があり、それが外国為替市場にどう影響するのかを知っておくことが大事です。

ここでは、アメリカの経済指標としては市場が最も注目する「米雇用統計」(アメリカ雇用統計)について説明します。発表される日時は、毎月第一金曜日、日本時間の22時30分(夏時間だと21時30分)です。その中で特に重要な「失業率」と「非農業部門雇用者数」のふたつを見てみましょう。

■ 失業率

失業率は家計調査で調べられます。失業者数を労働力人口で割って算出するので、かなりストレートに景気の動向を示すとされています。そのため、金融政策などに影響を与えるほどのインパクトもあります。景気の動きに遅行する指標とされています。

■ 非農業部門雇用者数

農業以外の部門の雇用者数を示します。雇用者、つまり雇われている人のことなので、経営者や自営業者はカウントされません。アメリカは個人消費がGDPの内訳としては非常に大きいので、個人消費のもととなる所得に関するこの指標は重要です。

アメリカ全体の経済対策の参考になるとも言われています。予想と少しちがう数値をだすことも多々あり、市場コンセンサスと乖離した数値だった場合はマーケットが大きく反応します。

以上、FXにおいて重要な米雇用統計のカンタンな説明です。テクニカル分析派もファンダメンタルズ派も、どちらも注目する最重要な指標なので、FX取引をするならぜひ覚えておきましょう。
posted by クサナギ at 18:03 | FXの経済指標 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

為替の変動要因はなに?

FXではその通貨が上がると思えば買い、下がると思えば売ります。少し先の未来を予測して取引をします。では、何をもとに未来を予測するのか。それは為替の変動要因を読みとけばわかります。為替の変動要因にはどのようなものがあるのでしょうか。

■ 金利差

各国には政策金利があります。各国の国内の景気動向などにより金融政策が決定されて、その中で金利の引き上げや引き下げがおこなわれます。一般的には、高い金利の国の通貨が買われる傾向があります。

昔、日本円を売って高金利通貨のポンドや豪ドルを買う「円キャリートレード」が流行りましたが、金利差はFXにおけるスワップポイントだけでなく、相場上昇による為替差益も得るために欠かせないポイントなのです。

■ 国際収支

国際収支とは、自国と外国との取引で発生した収支のことです。おもに経常収支と資本収支にわけられます。経常収支には商品の輸出入による貿易収支、保険や旅行、運賃などの貿易外収支があります。

資本収支には、経営や資本などの直接投資や、株式や債券などの証券投資によるものがあります。これらによって、たとえば受け取った米ドルが大きければそれを円に換える(米ドルを売って円を買う)取引がうまれ、円高ドル安になります。

おもに上記の2つが長期的な為替の変動要因として考えられます。そのほかに、GDPや雇用統計などに代表される各国の経済指標、政治情勢、要人発言など、短期的もしくは中期的に為替相場に影響を与えるものがあります。

これらの間接的な為替の変動要因により、直接的には需要と供給がかたより、為替相場が動きます。

FXでは予測どおりの値動きをすれば儲かり、その逆の値動きをすれば損します。動きが読めればFXで儲けるのは簡単ですが、上記のほかにもある変動要因をすべて勘案してトレードをするのはとても難しいことでしょう。

なんにせよ、スキャルピングやデイトレをする方も、スワップ金利派の方も、各国のファンダメンタルズや経済指標の発表などには注意が必要なので、最低限の知識は身につけて、それぞれの投資スタイルに落としこんでいくのが良いと思います。
posted by クサナギ at 15:49 | FXの勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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