2013年08月18日

FXの証拠金維持率とロスカット

FXでは資金(証拠金)の25倍までの取引が可能です(FX業者によっては最大レバレッジがもう少し低い場合もあります)。レバレッジを利用した取引をすると、レバレッジをかけないで取引したときとくらべて利益も損失も大きくなります。

FX業者では、損失が証拠金を大きく上回らないように「証拠金維持率」というものを決めています。たとえば、最大レバレッジから逆算して算出される「必要証拠金」の50%というかたちです。

たとえば最大レバレッジが10倍、証拠金維持率が50%のFX業者があるとします。このFX業者で、証拠金10万円で100万円の取引をはじめます(レバレッジ10倍)。最大10倍なので、取引開始時点ですでに必要証拠金がギリギリの状態です。

その後、含み損(決済していない状態での損失)が6万円になりました。このとき、含み損6万円分は証拠金から差し引かれて計算されるので、現在の証拠金は10万円から6万円を引いて、残り4万円です。このFX業者は証拠金維持率が50%なので(必要証拠金の50%は常に維持しなくてはいけないので)、下回った状態になってしまいました。

このとき、FX業者は強制的に反対売買をしてポジションを閉じます。これを強制「ロスカット」といいます。投資家の意思に関係なく決済されてしまうのです。

基本的には、ロスカットになるもっと手前、必要証拠金が100%を下回った時点で追加証拠金を要求される「マージンコール」「アラーム通知」などがあると思います。しかし、意に沿わぬ決済をされないように、投資家自身がレバレッジを抑えきちんとリスクコントロールをするべきです。
posted by クサナギ at 16:15 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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