2013年08月29日

FXのトレール注文とは?

FXにはとても便利な「トレール注文」という注文方法があります。トレール注文は、為替レートの変動に合わせて逆指値注文のレートを自動的に修正するというもので、うまく使えば損失限定をきちんと設定しながら利益も伸ばせるというシロモノです。

■ 買い注文の損失限定

仮に100円で買いポジションを持っているとします。このときトレール注文を使い「逆指値99円で売り」という注文を出します。逆指値なので、このあと相場が下落して99円に下げると損切り(ストップロス)ということになります。

しかし為替レートは102円まで上げて、含み益(確定していない利益)がでた状態になりました。このとき、トレール注文の設定が「1円下の逆指値」だったため、逆指値のレートも101円に切り上がります(1度切り上がったレートは下がりません)。

このように、為替レートがあがると、それに合わせて逆指値のストップロスのレートも切り上がるため、相場のうねりに合わせて利益を確保することができます。上記のケースで、この後99円まで下げたとします。もしトレール注文ではなく通常の逆指値を設定していたら、損失が確定します。

トレール注文なら利益、通常の逆指値なら損失です。この差は大きいと思います。

■ 売り注文の損失限定

仮に100円で売りポジションを持っているとします。このときトレール注文を使い「逆指値101円で買い(決済)」という注文を出します。逆指値なので、このあと相場が上昇して101円に下げるとストップロスということになります。

しかし為替レートは98円まで下げて、含み益がでた状態になりました。このとき、トレール注文の設定が「1円上の逆指値」だったため、逆指値のレートも99円に切り下がります(1度切り下がったレートは上がりません)。

その後、98.95円まで上げましたが、また下落して97.50円になったとします。このとき、やはり逆指値のレートも1円上の98.50円まで切り下がります。このようにトレール注文は、相場が自分のポジションに対して利益の方向に動くと、それを追いかけてストップロスのレートも有利な方向に修正されます。

最終的には修正後のストップロスに引っかかるか、自分で決済注文をだしてトレードを終了します。損失を限定しつつ利益も伸ばせるトレール注文を、うまく使って利益を伸ばしましょう。
posted by クサナギ at 19:31 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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