2013年09月26日

くりっく365とは?

「くりっく365」とは、東京金融取引所が開設して運営しているFX(外国為替証拠金取引)の愛称です。株式では東京証券取引所など公設市場がありましたが、昔はFX取引には公設市場はなく、FX業者と投資家が直接取引する非取引所取引(相対取引)しかありませんでした。

そこで2005年7月に、世界で初めてつくられたFX取引がくりっく365です。2005年7月1日にサービスが開始され、それ以来狭いスプレッドと公平なスワップ金利というメリットが人気を呼んでいます。

くりっく365の概要とメリットは下記です(2013年9月26日現在の情報です)。
  • 取扱通貨ペアは26種類。主要通貨ペアのほか、ノルウェークローネ/円やスウェーデンクローナ/円、ポーランドズロチ/円、インドルピー/円などの新興国通貨ペアもある。
  • 取扱通貨単位は1万通貨(一部の通貨ペアは10万通貨)。
  • 外国為替市場における世界有数の金融機関、ゴールドマン・サックス証券やバークレイズ銀行、ドイツ証券などがマーケットメイカーとなり価格提供されており、最も有利な為替レートが選出される。
  • スワップポイント(スワップ金利)は一本値であり、買い(受取側)と売り(支払側)の金額が同じ。
  • 証拠金は全額、東京金融取引所に預託されることになっており、くりっく365取扱のFX業者に万が一があっても原則、全額保護される。
信用のある世界有数の金融機関がマーケットメイカーとなっていることには安心感もありますが、それよりもスプレッドの面で実際のメリットが大きいです。それぞれの提示レートから、取引所が最も有利な買いと売りのレートを選んでくれるので、投資家は有利な価格で売買可能です。

また、スワップ金利については店頭取引(相対取引)ではFX業者が利益を得るために、買いと売りの値に差をつけていることがありますが、くりっく365では一本値となっており、公正なスワップ金利の提供がなされています。証拠金の全額預託にも大きな安心感があります。

税制の面では相対取引と変わりません。デメリットとして、相対取引ではほとんどの場合無料である売買手数料が、くりっく365では有料であるFX業者がほとんど、ということがあります。

しかし、有利なスプレッド、全額預託などのメリットを考えると、実質のコストと安心感の面では有利な取引システムと考えることができます。FX業者との相対取引だけでなく、くりっく365の活用も検討することは大事です。

<< くりっく365公式サイトはこちら >>

※ 取引所取引には他に、原則オークション方式による外国為替取引をおこなう「大証FX」があります。
posted by クサナギ at 23:26 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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