2013年10月14日

日銀よ、金融緩和はいいが出口戦略も教えてほしい

各国の金融緩和は貨幣価値のバランスに影響を与えるものなので、そのバランスで動く外国為替市場でたたかうFX投資家には、金融緩和は大きな関心事です。

最近はアメリカの次期FRB議長がイエレン氏に決まったこと、政府機関閉鎖、債務上限引き上げ問題とアメリカ関係の話題が多いですが、日本でも「異次元の金融緩和」がおこなわれており、今後の行方が気になるところです。

そんな中、日銀の黒田総裁がニューヨークでの講演の際に、具体的な追加措置については言及しなかったもののデフレーション脱却への決意についてあらためて語ったとのこと。

黒田総裁は日銀の量的・質的金融緩和は「順調に所期の成果を挙げてきており、大きな手応えを感じている」と発言。緩和政策を「推進することで、必ずデフレからの脱却を達成する」と述べた。

総裁は日銀の金融緩和について、円安誘導が目的ではなく、国内経済の押し上げが目的だと説明。為替レートを目標としていないと話した。
http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/MUGHBV6VDKI301.html

実際に円安誘導して自動車など輸出関連株の追い風となるようにしたかどうか、というのはこの際気にしないでおきます。FX関係の人には、理由はどうあれ結果的に為替が動くかどうかが問題なので、そこは特に気にすることはないでしょう。

問題は、流動性を供給するのはいいけど、出口戦略もきちんと考えているのだろうかということです。金融緩和政策には副作用があり、舵の取り方を間違えるとのちのち経済に大きな影響を与えることになるからです。

ぼくは個人的には、現在の状況には財政出動が必要だと考えています。現在のバランスシートを考えると、このまま金融緩和をおしすすめるのは得策ではないと思うのです。

今回、黒田総裁は追加措置については言及していないとのことですが、何か新たな施策を考えているかもしれません。もしそれがまわりの予想通りさらなる金融緩和なら、あわせて出口戦略も公表して市場を安心させてほしいと願っています。
posted by クサナギ at 22:45 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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