2013年10月01日

アメリカ政府期間閉鎖決定!ドルが売られ円高進行中

アメリカ議会で現地時間(東部標準時)9月30日までに暫定予算が成立しませんでした。予算不成立のまま新会計年度に突入したため、米政府機関の一部閉鎖が決定しました。現在ドル/円は97円80銭台の取引となっており、ユーロ/ドル・ポンド/ドル・豪ドル/ドルなど他通貨ペアを見てもドルが売られているようです。

別の記事でも書いたとおり、米政府機関閉鎖は今回が初めてではありません。クリントン政権時代にもそれより以前にも何度も起きていることです。そのためアメリカ政府にはノウハウもあり、大きな問題とはならないと見る向きも多いようです。

たしかに短期的な閉鎖でとどまれば実質的な問題もあまり起こらないかもしれません。しかし、前回のFOMCでの金融緩和縮小の見送りによるFRBへの信任低下、次期FRB議長選びに関するゴタゴタによるオバマ大統領への信任低下、そして今回の予算案不成立による議会への不安感。これらから円高リスクは高まっていると思います。

ドル円の長期的なトレンドとしては円安方向に振れるだろうと考えていますが、少なくとも短期的には円高になるでしょう。そうなると株式市場にも影響があるかもしれません。為替相場への影響は言うまでもありません。

FX投資には為替変動リスクのほかに、こういった政治関連のリスクがあります。今回の米政府機関閉鎖にともなって経済指標発表の遅れなどがでる可能性もあり、スキャルピングやデイトレでは投資タイミングが難しくなっていると考えられます。

休むも相場といいますので、難しい状況ではFX取引を休むのもいいかもしれません。もちろん変動幅の大きい相場は利益を狙うにも良い相場ではあります。しかし、それは一部の上級者にまかせて、今後の糧とするためにFX相場の外から為替の動きを眺めるのがオススメです。
posted by クサナギ at 21:21 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月28日

FXのトレード手法とニュースの関係

昨日の外国為替市場で円が強含み、ドル/円も少し下げたようです(ドル/円が下げるというのは円高になるということと同じ意味です)。その理由のひとつとして、消費税増税にともなう経済対策の目玉とも考えられる法人税の実効税率引き下げに関する、麻生財務相の発言があったようです。

麻生財務相は27日午前の閣議後会見で、法人実効税率の引き下げについて、代替財源が必要だとして、「今すぐというようなことを考えているわけではない」との認識を示した。共同通信は26日、消費税増税に伴う政府の経済対策で、焦点となっている法人税の実効税率引き下げに関して「早急に検討を開始する」と明記する方向で調整に入ったことを同日、政府関係者が明らかにしたと報じていた。 http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/MTRZGV6TTDS201.html

記事によると、他にもアメリカ政府機関閉鎖の可能性について不確定要素がいくつか出てきており、それによってドル自体が弱くなり、円高の要因のひとつとなっているとのこと。

FX取引において、このような要人の発言による市場への影響はきちんと対処する必要があります。レバレッジを低く設定してスワップ運用など長期投資をしている人には問題はないのかもしれませんが、スキャルピングやデイトレをやる人は注意が必要です。

それらのトレード手法は基本的にはテクニカル分析をより所としているはずで、それがファンダメンタルズ(に影響を与えると考えられる)面からの横やりで投資根拠として(短期的に)使えなくなることは往々にしてあります。

特に、ロスカットラインを割ってもがまんするなど、運用ルールがかたまっていない人の場合はなおさら危険です。含み損が増えている理由も知らずに、テクニカル的にはいつか反転するはず…というような考えを持ってしまうかもしれないからです。

そのため、ぼくは各種インジケーターよりも、速報ニュースなどがトレード画面にきちんと表示される状態でのFXトレードが良いと考えています。

投資根拠が崩れたことを知らずにポジションを取り続けるのは非常に良くないです。そもそもそういったリスクを取らないための手法なので、売買手法自体の根拠が揺らぐ事態に対する備えとして、ニュースの表示は必須と考えています。
posted by クサナギ at 13:34 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月16日

サマーズ元財務長官がFRB議長を辞退

最近のアメリカの金融政策については、金融緩和縮小がいつになるのか、どの程度になるのかということと、バーナンキFRB議長の後任が誰になるのか、ということが注目されています。

候補としてサマーズ元財務長官とイエレンFRB副議長の名前があがっていましたが、ここにきて有力と見られていたサマーズ氏がFRB議長を辞退したというニュースがでました。

オバマ米大統領は15日声明を出し、サマーズ元財務長官から連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補から除外するよう要請され、受け入れたことを明らかにした。有力候補とみられていたサマーズ氏は選考辞退の理由について、指名されても上院の承認手続きで厳しい批判を受けるためなどと説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130916-00000011-jij-n_ame

サマーズ氏は東欧系ユダヤ人移民の家系で、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒業後ハーバード大学大学院にすすみ、28歳という若さでハーバード大学史上最年少の教授になった秀才。経済学者として、財政学やマクロ経済学、人口統計学などいろいろな分野で論文を発表しています。

そうした輝かしい業績の一方で、物議をかもす発言もあるようです。世界銀行チーフエコノミストのころには「サマーズ・メモ」で、公害産業を環境汚染によるコストの低減が期待できる開発途上国に移転することを推奨して、環境に関する団体などから批判を受けました。

またハーバード大学学長のころにも、統計的に女性が数学等の最高レベルの研究について適正がより少ない可能性があるという旨の仮説を提示して、女性差別ではないかという批判も受けています。

さらに、クリントン政権時代に金融規制緩和を推進したことがその後の金融危機につながったという向きもあり、なかなか敵は少なくないのかもしれません。そういった理由から議会での承認が遅れ、アメリカ経済に悪影響があるのではないかとして、今回の辞退を決めたようです。

このニュースを受けてなのかわかりませんが、ドルが下げている模様。今週の外国為替市場は波乱含みのスタートとなりました。
posted by クサナギ at 13:20 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年08月27日

サイバーエージェントFXがタブレット取引ツール「iPad Cymo」提供を発表

サイバーエージェントFXの外貨exが、タブレット用の取引ツール「iPad Cymo」のアプリケーション提供を開始すると発表しました。9月下旬からApp Storeから無料ダウンロードできる予定とのことです。

株式会社サイバーエージェントFX(以下、「当社」という。 本社:東京都港区 代表取締役社長:伊藤雅仁)は、当社が展開する外国為替証拠金取引サービス「外貨ex」に対応したFX取引ツールタブレット向け「iPad Cymo」のアプリケーション提供を開始致します。 尚、本アプリケーションは9月下旬よりApp Storeより無料でダウンロードできます。
http://www.cyberagentfx.jp/gaikaex/news/892

Cymoシリーズの機能性をそのまま維持し、タブレットの特徴である大画面をいかして多くの情報を載せる等の利便性強化がおこなわれており、また、iPad特有のタップ1つで取引や画面移動がスムーズにできる仕様のようです。対象機種はiPad2以降(iPad miniにも対応)で、OSはiOS6以上で利用できます。

操作性など具体的な取引機能でいまわかっていることは、下記のとおりです。
  • チャート付き注文画面で、画面移動なく、リアルタイム描画のチャートを見ながら注文可能
  • タブレット特有の画面の向きの認識もおこなわれ、画面に合わせた最適なレイアウトを表示
  • チャートと価格ボードは、タップすることで表示領域を拡大できる
  • クイック入金サービスもアプリ画面上で完結できる
1日中パソコンの前に座っていられないサラリーマンの方などには便利なアプリだと思います。個人的には日中はあまり取引はしないのですが、外出時や相場の急変時などにサッと取り出してどこでも対応できるというのは嬉しいですね。
posted by クサナギ at 09:55 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年08月24日

アメリカの金融緩和縮小は近いのか!?

日本では最近、日銀による大胆な金融緩和政策がおこなわれて話題を呼びましたが、アメリカでもリーマンショック以来の景気低迷を受けて、QEと呼ばれる量的金融緩和をおこなってきました。

金融緩和というのは景気がわるくなったときに、市場に資金を供給して景気刺激効果をはかろうとするものです。簡単にいうと、市場にでまわるお金を増やして景気を良くしようという政策です。

この量的金融緩和は市場で好意的に受けとめられ、アメリカではこれを手がかりに株式市場が反応したり、為替市場でも世界的に影響を与えられてきたといわれています。しかし、金融緩和はいつまでもしているわけにはいかないものです。景気が浮揚してくれば、今度は緩和のレベルを減らしていき、完全に景気が良くなればいずれは反対の引き締めに転じる必要があります。

金融緩和により市場の資金が増えると、今度はインフレのリスクが高まるため、この政策の出口(緩和から引き締めへの流れ)というのは以前から重要視されていました。いずれ確実に起こることであるものの、為替マーケットへの影響度も大きいと考えられているからです。

今回、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月30〜31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録から、これから想定どおりに景気が回復すれば早期に金融緩和縮小する、という件についての賛成票が多いことがわかりました。

つまり、今後はアメリカの動向を世界中がよい注視し、そのFX取引への影響を考えていく必要があります。

しかし、こういった重要な経済指標に関する発表がおこなわれるなどした場合、マーケットは誰にも予測不能な動きをしたりしますので、ぼく個人の投資方針としては「様子見」ということになるかと思います。なんにせよ、FXのトレードは自己責任でしましょう。
posted by クサナギ at 00:05 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。