2013年08月14日

FXの含み益に税金はかかる?

FXの税金のうちで気をつけなければいけないのが、「知らないうちに発生している利益」にかかる税金です。知らないうちに利益が発生するなんてあり得るの?と思うかもしれませんが、実際に起こることです。

FXの利益には2つあります。ひとつは「売買益(為替差益)」、もうひとつは「スワップ金利」です。

ひとつめの為替差益は売却(反対売買)時に確定するというイメージがありますが、FX業者の中には日々ポジションを決済して日ごとの利益を確定しているところがあります。わかりにくいかもしれませんが、簡単にいうと「自分では反対売買による決済をしていなくても、日々利益が確定されている」場合があるということです。

その場合、見かけ上は反対売買していないので含み益(確定していない利益)があるとしても、決済自体はされているので利益が確定されていることになります。そのために利益が発生します。

ふたつめのスワップ金利についても同じ理由で、反対売買による決済をしなくても利益が確定されている場合があります。利益は確定された段階でその年の申告対象となるので、確定申告が必要になります。

これらの決済についての決まりはFX業者によって違いがあり、下記の3パターンが考えられます。

(1) スワップ金利だけ決済されている
(2) スワップ金利も為替差益も決済されている
(3) スワップ金利も為替差益も決済されていない

この違いはそれぞれのFX業者のサイトで調べることができると思います。自分が利用しているFX業者がどの方法を用いているかによって、税金を支払う(確定申告する)タイミングが変わるので注意しましょう。
posted by クサナギ at 21:09 | FXの税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年08月13日

FXの税金と確定申告

FXの利益が20万円以下の場合は納税しなくて良い、という話がありますが、少し注意が必要です。

この「利益が20万円以下」というところに補足があります。正確には、給与収入が2000万円以下の給与所得者で給与・退職所得以外の所得の合計額が20万円以下の場合は「確定申告が不要」です。

たとえばサラリーマンで年収2000万円以下で、他に所得がなく、FXの利益が年間20万円以下だった場合は確定申告をする必要がありません。確定申告をしないので、納税もしないことになります。

それでは、「21万円の利益がでて、2万円を必要経費として差し引いて最終的な利益が19万円」という場合はどうでしょうか。確定申告は必要ないと思いますか?

答えは「わからない」です。自分が必要経費だと思っても、税務署が同じように思うかはわかりません。必要経費かどうかの判断は税務署がおこないます。つまり、この場合は税務署に問い合わせるか、確定申告をして判断をあおぐ、というのがいいかもしれません。

投資判断と、税金の計算は自己責任です。のちのち困らないように、慎重に考えましょう。
posted by クサナギ at 21:05 | FXの税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FXの税金と必要経費

FXの利益にかかる税率は一律20%(所得税15%、住民税5%)です(2037年までは復興特別所得税を入れると20.315%)。仮に100万円の利益がでれば、20万円は税金として納めなければいけません。

ただ、FXの収益は「雑所得」のため、「必要経費」として利益から差し引くことができる費用があります。売買手数料はもちろんですが、他に下記のものが必要経費として認められる可能性があります。

・ パソコン購入代金
・ 書籍(DVD)代、新聞代
・ セミナー参加費
・ 電話代、プロバイダ料金
・ 振込手数料

経費として計上するためには、基本的に領収証が必要です。

パソコン購入代金は、実際にFXに使用している分だけが経費の対象となります。たとえば3分の1はFXのために費やしている、という場合は3分の1だけ経費にできます。用途がほとんど趣味やネットサーフィン、他の仕事という場合は経費にできません。

セミナーについては、交通費や宿泊費も経費にできるという話がありますが、実際にはわかりません。

上記の項目はあくまで可能性であり、最終的な判断は税務署がおこないます。ただ、税金を減らせるに越したことはないと思います。たいした手間もかからないので、利益の金額が1000万円以上など高額でないかぎりは経費の計算をオススメします。

これは経費かな?と思ったときは、ひとまず領収証を取っておくクセをつけるといいかもしれません。
posted by クサナギ at 20:51 | FXの税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年08月12日

FXの税金は20%申告分離課税

FXの税金についてザックリまとめます。

(1) 為替差益(売買差益)、スワップポイント(スワップ金利)ともに雑所得として申告分離課税の対象。税率は一律20%(所得税15%、住民税5%)。
(2) 取引所に上場されている先物取引、オプション取引にかかる雑所得等との損益通算ができる
(3) 3年間の損失繰越控除ができる

それぞれ説明します。

(1)は、100万円の利益がでたら20万円の税金がかかるということ。シンプルです(ちなみに、2013年1月1日から2037年12月31日までの25年間は「復興特別所得税」として所得税額に2.1%上乗せがあるので、正確には20.315%です)。

(2)は、「金や原油などの商品先物取引」や「日経225などの株価指数先物取引」等の先物取引の収益と、FXの収益との損益通算ができるということ。ちょっとわかりにくいですが、FX以外の取引とも損益通算ができる、くらいの認識でいいと思います。ちなみにぼくは先物はやりません。

(3)は、年間トータルで利益ではなく損失だった場合、翌年以降3年間の利益と相殺することができるということ。たとえば下記の場合は、2016年分の利益10万円にだけ課税される計算です。

・ 2013年 − 損失100万円
・ 2014年 − 利益20万円
・ 2015年 − 利益30万円
・ 2016年 − 利益60万円

損失[100万円] − 利益[20万円 + 30万円 + 60万円] = 利益[10万円]

数学的にすこしおかしな計算式ですが、とりあえず2015年分までは税金は0円で、最後の2016年分だけ相殺しきれない10万円が残るので、2万円の税金がかかります。

FXで失敗しないためには、税金について知っておくことが大事です。仕組みをよく知っておくことがその第一歩。とりあえず基本事項だけでもザックリおさえておきましょう。
posted by クサナギ at 22:07 | FXの税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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