2013年11月11日

初心者の口座開設で重要なFX会社比較ポイント

FX(外為証拠金取引)をはじめるには、FX会社への口座開設が必要です。取引をはじめるための第一歩は口座開設です。その後に、取引や分析ツールの利用などが可能になります。ここではFX会社比較のポイントをサラッと解説します。

■ 手数料

まず肝心の手数料です。FX取引ではコストが大事です。利益はコントロールできませんが、取引コストはコントロールできます。自分でコントロールできる部分をしっかり把握して、実践することが投資においては重要です。

さて、FXの手数料には「取引手数料(売買手数料)」と「スプレッド」の2つがあります。取引手数料は主要なFX会社では無料のところが多いです。というか、だいたいのところでは無料です。ですので、そもそも比較する必要はないでしょう。

問題はスプレッドです。こちらは取引の成否に大きく影響します。同じ値幅を取っても、コストが大きければその分利益が小さくなります。スプレッドは小さければ小さいに越したことはありません。

しかし、多くのFX会社ではもうギリギリのところまでスプレッドを低くしているのが現状です。ですので、人気のFX会社を選べばそれほど違いはありません。ただし、通貨ペアによる違いは多少あるので、自分がおもに取引する通貨ペアのスプレッドが低いところを選びましょう。

■ 最低取引単位

取引単位も重要です。特に初心者の方で最初からあまりリスクを大きく取りたくないという場合や、資金が少なく大きなリスクを取れない場合などにはより重要になります。1000通貨単位など、なるべく小さい取引単位で提供しているFX会社を選びましょう。

すでに十分な資金がある場合や、リスクを大きく取れる場合は、取引単位は気にする必要はありません。他の比較ポイントで口座を選びましょう。

■ 高機能チャートや分析ツール

高機能チャートや分析ツールは、取引にある程度慣れてきてからの比較ポイントとなります。初心者の方はまず取引になれることが肝心なので、この点は比較しなくて良いでしょう。というよりも、ここまで気にして取引できる余裕がないと思います。まずはFX取引に慣れてから、この点を考えましょう。

すでに取引に慣れているという場合には、重要な比較ポイントになります。ただ、FX会社のデモ画面などではやはり不十分なので、基本的には気になるFX会社の口座を全て開設して、自分の使いやすいツールを選ぶことが大事です。面倒ですが、利益に影響する部分なので手間を惜しまないようにしましょう。

■ 取扱い通貨ペア

主要FX会社では、大体のところでドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・ユーロドルなどのおもな通貨ペアを取り揃えてあります。ですので、マイナーな通貨ペアを取引したいという場合以外は、この点は気にしなくて良いでしょう。他の比較ポイントで口座を選びましょう。

■ まとめ

以上、FX口座開設のための比較ポイントについて解説しました。「初心者の方は気にしなくても大丈夫」というような文言がひんぱんに登場したかもしれませんが、本当のところ、最初は比較するよりもどれかひとつでも口座開設して、取引してみるということが大事です。

人気のFX会社であればハズレということはないので、どこでも良いのでひとつ選んで、まず取引をしてみましょう。その上で「もっと操作しやすい画面がいい」「チャートが見やすいFX会社を探そう」など、自分に合うところを探すと良いと思います。

人間って、けっこう怠けたりサボったりしがちです。思い立ったときにすぐに行動することが重要なポイントです。まずは、口座開設後すぐに入金しなくても大丈夫なFX会社を選んで、口座を開いてみてはいかがでしょうか。
posted by クサナギ at 22:49 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月26日

くりっく365とは?

「くりっく365」とは、東京金融取引所が開設して運営しているFX(外国為替証拠金取引)の愛称です。株式では東京証券取引所など公設市場がありましたが、昔はFX取引には公設市場はなく、FX業者と投資家が直接取引する非取引所取引(相対取引)しかありませんでした。

そこで2005年7月に、世界で初めてつくられたFX取引がくりっく365です。2005年7月1日にサービスが開始され、それ以来狭いスプレッドと公平なスワップ金利というメリットが人気を呼んでいます。

くりっく365の概要とメリットは下記です(2013年9月26日現在の情報です)。
  • 取扱通貨ペアは26種類。主要通貨ペアのほか、ノルウェークローネ/円やスウェーデンクローナ/円、ポーランドズロチ/円、インドルピー/円などの新興国通貨ペアもある。
  • 取扱通貨単位は1万通貨(一部の通貨ペアは10万通貨)。
  • 外国為替市場における世界有数の金融機関、ゴールドマン・サックス証券やバークレイズ銀行、ドイツ証券などがマーケットメイカーとなり価格提供されており、最も有利な為替レートが選出される。
  • スワップポイント(スワップ金利)は一本値であり、買い(受取側)と売り(支払側)の金額が同じ。
  • 証拠金は全額、東京金融取引所に預託されることになっており、くりっく365取扱のFX業者に万が一があっても原則、全額保護される。
信用のある世界有数の金融機関がマーケットメイカーとなっていることには安心感もありますが、それよりもスプレッドの面で実際のメリットが大きいです。それぞれの提示レートから、取引所が最も有利な買いと売りのレートを選んでくれるので、投資家は有利な価格で売買可能です。

また、スワップ金利については店頭取引(相対取引)ではFX業者が利益を得るために、買いと売りの値に差をつけていることがありますが、くりっく365では一本値となっており、公正なスワップ金利の提供がなされています。証拠金の全額預託にも大きな安心感があります。

税制の面では相対取引と変わりません。デメリットとして、相対取引ではほとんどの場合無料である売買手数料が、くりっく365では有料であるFX業者がほとんど、ということがあります。

しかし、有利なスプレッド、全額預託などのメリットを考えると、実質のコストと安心感の面では有利な取引システムと考えることができます。FX業者との相対取引だけでなく、くりっく365の活用も検討することは大事です。

<< くりっく365公式サイトはこちら >>

※ 取引所取引には他に、原則オークション方式による外国為替取引をおこなう「大証FX」があります。
posted by クサナギ at 23:26 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月15日

FX取引はBidで売り、Askで買い

FXの手数料には売買手数料、スプレッドがあります。また、目に見えにくいコストとしてスリッページもあります。手数料の詳細はこちらで説明しましたが、実際のFX業者のレート提示がどうなっているかの説明が不足していたので補足します。

FXでは、米ドル/円(USD/JPY)や英ポンド/円(GBP/JPY)などの通貨ペアごとに「Bid」レートと「Ask」レートが提示されています。ビッドレートはその値段で売れますよ、アスクレートはその値段で買えますよ、という為替レートです。

BidとAsk
BidレートとAskレートの表示例

たとえば、Bidが99.58と表示されていれば、99円58銭で売れますよという意味。Askが99.60と表示されていれば、99円60銭で買えますよという意味です。投資家はBidで売り、Askで買うのです。

本来Bidは買い、Askは売りという意味ですが、これはFX業者から見た言い方で、投資家から見ると逆になります。というわけでFXトレードでは、ビッドレートで売り、アスクレートで買う、ということになります。

ちなみに、上記の例で示したBid99.58とAsk99.60のあいだには0.02(2銭)の差があります。もしこのレートで売り買いをした場合、投資家は1通貨あたり2銭の損をすることになります。

これがスプレッドと呼ばれる手数料で、FX業者の懐にはいります。いまは1回ごとの取引にかかる売買手数料は無料のところが多く、おもにこのスプレッドによってFX業者は手数料収入を得ているのです(手数料の詳細はこちら)。
posted by クサナギ at 11:04 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月14日

FXの取引ができる時間は?

ぼくたちがFX取引をする外国為替市場は、1日の平均取引額が約4兆円ともいわれる最も巨大な市場です。株式や債券の市場と比べても、これほど大きなマーケットは他にありません。そのため最も流動性が高く、インサイダー取引なども事実上不可能と考えられています。

そんな外国為替市場ですが、いつからいつまで取引ができるのでしょうか?日中は家にいる主婦の方や夕方に帰宅する学生さんと比べて、朝早く出社して夜遅く帰宅するサラリーマンには取引不可能なのでしょうか?

そんなことはありません。FXの市場は24時間切れ目なく開いています。ロンドン、ニューヨーク、東京など外国為替市場は常にどこかのマーケットが開いていて、1日24時間いつでも売買することができるのです。ちなみに日付変更線を基準にしたとき、マーケットが開く順番は下記のとおりです。
  1. ウェリントン(ニュージーランド)
  2. シドニー(オーストラリア)
  3. 東京(日本)
  4. 香港(中国)
  5. シンガポール(シンガポール)
  6. フランクフルト(ドイツ)
  7. ロンドン(イギリス)
  8. ニューヨーク(アメリカ)
取引のシェアで見ると1位はロンドンで30%以上、次いでニューヨーク、東京という順番になります。ロンドン市場やニューヨーク市場が開いている時間帯で、経済指標などの発表もある19時以降が取引が活発になります。

そのため、夜遅くに帰宅してもFXの取引は十分に可能です。もちろん、FX取引には多様な注文方法があり、自動売買などによりマーケットを見なくても取引することができるので、スキャルピングやデイトレをしない場合は市場が開いている時間は意識しなくても大丈夫です。
posted by クサナギ at 22:24 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年08月29日

FXのトレール注文とは?

FXにはとても便利な「トレール注文」という注文方法があります。トレール注文は、為替レートの変動に合わせて逆指値注文のレートを自動的に修正するというもので、うまく使えば損失限定をきちんと設定しながら利益も伸ばせるというシロモノです。

■ 買い注文の損失限定

仮に100円で買いポジションを持っているとします。このときトレール注文を使い「逆指値99円で売り」という注文を出します。逆指値なので、このあと相場が下落して99円に下げると損切り(ストップロス)ということになります。

しかし為替レートは102円まで上げて、含み益(確定していない利益)がでた状態になりました。このとき、トレール注文の設定が「1円下の逆指値」だったため、逆指値のレートも101円に切り上がります(1度切り上がったレートは下がりません)。

このように、為替レートがあがると、それに合わせて逆指値のストップロスのレートも切り上がるため、相場のうねりに合わせて利益を確保することができます。上記のケースで、この後99円まで下げたとします。もしトレール注文ではなく通常の逆指値を設定していたら、損失が確定します。

トレール注文なら利益、通常の逆指値なら損失です。この差は大きいと思います。

■ 売り注文の損失限定

仮に100円で売りポジションを持っているとします。このときトレール注文を使い「逆指値101円で買い(決済)」という注文を出します。逆指値なので、このあと相場が上昇して101円に下げるとストップロスということになります。

しかし為替レートは98円まで下げて、含み益がでた状態になりました。このとき、トレール注文の設定が「1円上の逆指値」だったため、逆指値のレートも99円に切り下がります(1度切り下がったレートは上がりません)。

その後、98.95円まで上げましたが、また下落して97.50円になったとします。このとき、やはり逆指値のレートも1円上の98.50円まで切り下がります。このようにトレール注文は、相場が自分のポジションに対して利益の方向に動くと、それを追いかけてストップロスのレートも有利な方向に修正されます。

最終的には修正後のストップロスに引っかかるか、自分で決済注文をだしてトレードを終了します。損失を限定しつつ利益も伸ばせるトレール注文を、うまく使って利益を伸ばしましょう。
posted by クサナギ at 19:31 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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