2013年09月12日

スイスフラン政策金利の推移と5年チャート

最近数年間のスイスの政策金利と為替レートの推移を見てみました。

スイスフラン/円の5年間のチャート
Yahoo!ファイナンスより

スイスは永世中立国として有名です。そのような立場から、投資家の投資態度がリスクオフ(リスクを取らないこと)になったときの資金の逃避先として利用されることがあります。

たとえばアメリカの9.11が発生したときにはスイスフランが買われました。また、ユーロ圏で債務危機問題が起きたときにもスイスフランに資金が流れました。マーケットにおいてはある意味、日本円や金(ゴールド)と同じような役割を果たしているようです。

スイスの政策金利の推移(%)
2009年 2010年 2011年
1月 0.50 1月 0.25 1月 0.25
2月 0.50 2月 0.25 2月 0.25
3月 0.25 3月 0.25 3月 0.25
4月 0.25 4月 0.25 4月 0.25
5月 0.25 5月 0.25 5月 0.25
6月 0.25 6月 0.25 6月 0.25
7月 0.25 7月 0.25 7月 0.25
8月 0.25 8月 0.25 8月 0.00
9月 0.25 9月 0.25 9月 0.00
10月 0.25 10月 0.25 10月 0.00
11月 0.25 11月 0.25 11月 0.00
12月 0.25 12月 0.25 12月 0.00
リーマン・ショック前には2%台後半だったこともありますが、ショック後には利下げがおこなわれ、2011年8月以降は0.00%が続いています。もともと高金利通貨とは違い、低い金利ながら安定した投資先として考えられています。

スキャルピングやデイトレなどをする向きにはあまり面白みのある通貨ではなく、またスワップ金利派にもあまりウマミのない通貨と考えられているようです。有事の資金の逃避先としては良いですが、FX向きではないかもしれません。
posted by クサナギ at 22:16 | 為替相場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月11日

カナダドル政策金利の推移と5年チャート

最近数年間のカナダの政策金利と為替レートの推移を見てみました。

カナダドル/円の5年間のチャート
Yahoo!ファイナンスより

カナダはアメリカ経済と密接なかかわりがあり、為替相場も同じような動きをします。カナダドル/円は米ドル/円と似た動きをしていましたが、原油価格の上昇で米ドル/円が下げたときには逆に上げる時期がありました。

そうして2007年末ごろは120円をつけていましたが、ご多分にもれずリーマン・ショック後に大きく値を崩し、一時期60円台まで下げることもありました。現在は95円近辺で推移していますが、あまり大きな材料は見当たらないのが現状です。

オーストラリアの政策金利の推移(%)
2008年 2009年 2010年
1月 4.00 1月 1.00 1月 0.25
2月 4.00 2月 1.00 2月 0.25
3月 3.50 3月 0.50 3月 0.25
4月 3.00 4月 0.25 4月 0.25
5月 3.00 5月 0.25 5月 0.25
6月 3.00 6月 0.25 6月 0.50
7月 3.00 7月 0.25 7月 0.75
8月 3.00 8月 0.25 8月 0.75
9月 3.00 9月 0.25 9月 1.00
10月 2.25 10月 0.25 10月 1.00
11月 2.25 11月 0.25 11月 1.00
12月 1.50 12月 0.25 12月 1.00
カナダ経済が順調だった2007年までは4%台の金利もありましたが、リーマン・ショックに急降下しており、2010年9月以降は1%という低金利の政策を続けています。それでも一時期は0.25%という低水準の金利だったので、少しは戻しています。

意外ですが原油埋蔵量世界第2位ということもあり、原油価格高騰でにぎわった2005年以降には円キャリートレードの対象ともなっていました。スワップ金利派の方にはカナダドルの復活を望んでいる人も少なからずいることと思います。
posted by クサナギ at 23:38 | 為替相場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

豪ドル政策金利の推移と5年チャート

最近数年間のオーストラリアの政策金利と為替レートの推移を見てみました。

豪ドル/円の5年間のチャート
Yahoo!ファイナンスより

豪ドル/円は高金利通貨としてスワップ派に人気を博したときには100円を超えることもありました。金利差を利用した円キャリートレードの影響が大きかったようです。しかし、他の通貨ペアと同じく、リーマン・ショック後には円高になりました。

特筆すべきはその後の回復で、他の通貨ペアよりも早く上げに転じています。石炭や鉄鉱石、ボーキサイトなどが豊富な資源大国というのがその一因とされています。今年4月には105円近辺まで戻し、現在は93円くらいで推移しています。

オーストラリアの政策金利の推移(%)
2011年 2012年 2013年
1月 4.75 1月 4.25 1月 3.00
2月 4.75 2月 4.25 2月 3.00
3月 4.75 3月 4.25 3月 3.00
4月 4.75 4月 4.25 4月 3.00
5月 4.75 5月 3.75 5月 2.75
6月 4.75 6月 3.50 6月 2.75
7月 4.75 7月 3.50 7月 2.75
8月 4.75 8月 3.50 8月 2.50
9月 4.75 9月 3.50 9月 2.50
10月 4.75 10月 3.25 10月
11月 4.50 11月 3.25 11月
12月 4.25 12月 3.00 12月
豪ドルはいわずと知れた高金利通貨で、2008年のリーマン・ショック直前には7.25%という金利をつけていました。そのため「円キャリートレード」といわれる、円を売って豪ドルで運用する手法が流行った時期がありました。

豊富な資源による景気回復を背景に、リーマン・ショック後も早めに利上げに転じてスワップ金利派を喜ばせましたが、最近はユーロ圏のギリシャ問題などを理由にまた利下げの流れになっています。
posted by クサナギ at 22:38 | 為替相場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月10日

英ポンド政策金利の推移と5年チャート

最近数年間の英ポンドの政策金利と為替レートの推移を見てみました。

英ポンド/円の5年間のチャート
Yahoo!ファイナンスより

上記チャート期間よりも少し前、2007年ごろ英ポンド/円は約250円ほどの値もつけていましたが、サブプライムローン問題、リーマン・ショックと相場の大きな変動要因を経て120円以下まで一時下げました。現在は150円台まで戻しています。

イギリスの政策金利の推移(%)
2007年 2008年 2009年
1月 5.25 1月 5.50 1月 1.50
2月 5.25 2月 5.25 2月 1.00
3月 5.25 3月 5.25 3月 0.50
4月 5.25 4月 5.00 4月 0.50
5月 5.50 5月 5.00 5月 0.50
6月 5.50 6月 5.00 6月 0.50
7月 5.75 7月 5.00 7月 0.50
8月 5.75 8月 5.00 8月 0.50
9月 5.75 9月 5.00 9月 0.50
10月 5.75 10月 4.50 10月 0.50
11月 5.75 11月 3.00 11月 0.50
12月 5.50 12月 2.00 12月 0.50
イギリス(英国)の政策金利は上記のようになっており、2009年3月以降は0.50%のままです。かつては高金利通貨として人気があったのもうなずける高水準の金利でしたが、現在は他の主要国と同じく非常に低金利となっています。

やはり他通貨と同じくリーマン・ショックの影響による利下げがいまだに尾を引いています。イギリスポンドは為替の変動幅(ボラティリティ)が大きくスキャルピングにも向いているとされますが、高スワップ金利も同じくらい有名でした。

今後、以前のようなスワップポイントの水準に戻ることはあるのでしょうか。スワップ派の方には待ち遠しいところなのかもしれません。
posted by クサナギ at 22:57 | 為替相場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ユーロ政策金利の推移と5年チャート

FXでは米ドルとユーロがからむ通貨ペアが人気です。米ドルは基軸通貨だし、ユーロはその次の基軸通貨と見込まれています。というわけで、最近数年間のユーロの政策金利と為替レートの推移を見てみました。

ユーロ/円の5年間のチャート
Yahoo!ファイナンスより

2009年から2010年なかばまで1ユーロ120〜140円近辺で推移。それ以降2012年なかばまで100円〜120円あたりで推移しています。ただその後は急激に130円くらいまで上げました。ユーロは米ドルの次に重要な通貨です。今後も注視しようと思います。

ユーロの政策金利の推移(%)
2011年 2012年 2013年
1月 1.00 1月 1.00 1月 0.75
2月 1.00 2月 1.00 2月 0.75
3月 1.00 3月 1.00 3月 0.75
4月 1.25 4月 1.00 4月 0.75
5月 1.25 5月 1.00 5月 0.50
6月 1.25 6月 1.00 6月 0.50
7月 1.50 7月 0.75 7月 0.50
8月 1.50 8月 0.75 8月 0.50
9月 1.50 9月 0.75 9月 0.50
10月 1.50 10月 0.75 10月
11月 1.25 11月 0.75 11月
12月 1.00 12月 0.75 12月
ユーロの政策金利は上記のようになっており、2011年以降はあまり大きな変動はなく最高で1.50%、あとはだいたい1%以下で推移しています。

上記期間よりも前の2008年あたりでは4%のときもあり、高金利通貨のひとつとしてスワップ金利派にも人気が高かったようです。しかしその後、リーマン・ショックの影響による急速なユーロ圏諸国の財政悪化により、金利引き下げが続き1%台まで落ちました。

ユーロ圏では依然として、参加国それぞれの財政政策・金融政策と、ユーロ全体のそれとのバランスコントロールの問題が起きているようですが、問題解決にはユーロの枠組自体の根本的な改革が必要なのかもしれません。
posted by クサナギ at 21:59 | 為替相場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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