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2013年09月28日

投資スタイルと性格は関係ある!?

FXとは直接関係ない話ですが、昔、株式投資関係のオフに参加した際に、投資スタイルには性格があらわれる、ということを力説する人がいました。彼の投資スタイル別性格分析は下記のとおりです。

■ デイトレーダー

短期である。食事やお風呂など、生活全般やることが早い。歩くのも早く、エスカレーターは必ず留まらずに歩いて上り下りする。買い物時にレジでの会話は必要最小限にとどめる。レシートはすぐに捨てて持ち帰ることはない。運転は荒い傾向がある。

あまり深く考えず、衝動的な傾向がある。外食の際に人気店の行列に並ぶよりも、味は落ちても早く入れる店を選ぶ。短時間睡眠である。理系が多い。

■ 中長期投資家

穏やかである。食事はゆっくり咀嚼して食べる。入浴も長風呂の傾向がある。歩くのは比較的ゆっくりで、エレベーターではボタンを押す位置にいることが多い。買い物のときは決断は早いが、特に店員を急かすことはない。運転は静かで上手い。

なにごとも慎重に時間をかけて考えたうえで判断する。早めに就寝し、ロングスリーパーの傾向がある。外食する際は、味や雰囲気、客層などを含めて総合的に選び、価値が高いと判断すれば行列に並ぶこともいとわない。

以上ですが、どうでしょうか。ぼくはこれを聞いたとき思わず吹き出してしまいました。ずいぶんと偏った考え方だったので、もしかしたら過去にデイトレーダーと揉め事があったのではないかとすら思ったほどでした。もちろん、彼は長期投資家でした。

投資家はこの2つのタイプに単純にわけられるわけではないし、性格が投資スタイルに影響することはあるかもしれませんが、逆はないとも思います。彼の考え方は極端すぎるし、片方を見下したような言動だったのでまったく支持できないなあ、と感じました。

FXでもスキャルピングをやる人、スイングトレードをやる人、スワップポイント目的で長期保有する人などさまざまですが、投資スタイルだけで人を判断することなどできないでしょうね。いろんな人が参加する世界最大の外国為替市場を今後も楽しみたいと思います。
posted by クサナギ at 19:53 | 雑記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FXのトレード手法とニュースの関係

昨日の外国為替市場で円が強含み、ドル/円も少し下げたようです(ドル/円が下げるというのは円高になるということと同じ意味です)。その理由のひとつとして、消費税増税にともなう経済対策の目玉とも考えられる法人税の実効税率引き下げに関する、麻生財務相の発言があったようです。

麻生財務相は27日午前の閣議後会見で、法人実効税率の引き下げについて、代替財源が必要だとして、「今すぐというようなことを考えているわけではない」との認識を示した。共同通信は26日、消費税増税に伴う政府の経済対策で、焦点となっている法人税の実効税率引き下げに関して「早急に検討を開始する」と明記する方向で調整に入ったことを同日、政府関係者が明らかにしたと報じていた。 http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/MTRZGV6TTDS201.html

記事によると、他にもアメリカ政府機関閉鎖の可能性について不確定要素がいくつか出てきており、それによってドル自体が弱くなり、円高の要因のひとつとなっているとのこと。

FX取引において、このような要人の発言による市場への影響はきちんと対処する必要があります。レバレッジを低く設定してスワップ運用など長期投資をしている人には問題はないのかもしれませんが、スキャルピングやデイトレをやる人は注意が必要です。

それらのトレード手法は基本的にはテクニカル分析をより所としているはずで、それがファンダメンタルズ(に影響を与えると考えられる)面からの横やりで投資根拠として(短期的に)使えなくなることは往々にしてあります。

特に、ロスカットラインを割ってもがまんするなど、運用ルールがかたまっていない人の場合はなおさら危険です。含み損が増えている理由も知らずに、テクニカル的にはいつか反転するはず…というような考えを持ってしまうかもしれないからです。

そのため、ぼくは各種インジケーターよりも、速報ニュースなどがトレード画面にきちんと表示される状態でのFXトレードが良いと考えています。

投資根拠が崩れたことを知らずにポジションを取り続けるのは非常に良くないです。そもそもそういったリスクを取らないための手法なので、売買手法自体の根拠が揺らぐ事態に対する備えとして、ニュースの表示は必須と考えています。
posted by クサナギ at 13:34 | FXのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FXとアメリカ・日本の金融緩和問題

前回のFOMC(連邦公開市場委員会)で市場の注目を集めたアメリカの金融緩和縮小。FX取引においても金融緩和というテーマは影響の大きなものなので、投資家たちも注目していました。今回、金融緩和縮小が先送りされたことからリスクオンの動きが見られました。

しかし、短期的には市場にとってのプラス要因でも長期的にはマイナス要因ととらえる向きもあります。FOMC後に今後も流動性が高くとどまることを期待した買いが入ったようでしたが、すでに織り込んだ今は落ち着き、あるいはマイナス要因としてリスクオフの流れを感じるシーンも見受けられます。

アメリカの金融緩和縮小は将来的に必須事項です。そもそも、大規模な金融政策はそれをしなくても良くなることをめざしておこなうもので、それが長引くというのは経済が良くない状態であることの証左です。

問題はFOMCの迷走です。委員を含めたまわりの識者も、一方では縮小すべきだったとする向きもあれば、まだまだ縮小すべきではないとする意見もあります。しかし市場では、長期的な経済発展を見据えた金融政策がのぞまれる中で見送られた今回の経緯に、FOMCへの信頼が薄らいでいるムードを個人的には感じます。

アメリカでは債務上限引き上げ問題と、それに関してデフォルトリスクなどが話題になっています。しかし、最近の次期FRB議長候補の辞退やシリア問題に対する優柔不断な対応によってオバマ大統領への信頼があやしい状態になっており、議会でも難しい状況が見られるようです。

ドルの強弱だけでなく、FX取引においてアメリカの景気動向や金融政策、債務問題などはとても大事なことなので、今後も注目です。しかし、日本でアメリカの金融緩和縮小に関するゴタゴタが報道されるのは当たり前のことですが、日本でも「異次元の金融緩和」がおこなわれており、対岸の火事ではありません。

金融政策は出口を見誤ると、逆にのちのち経済に悪影響を与えることがあります。今回の政策の後遺症によって日本経済が機能不全に陥らないように、市場は当局に対する監視の目を持たなければいけません。
posted by クサナギ at 09:48 | 雑記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月26日

くりっく365とは?

「くりっく365」とは、東京金融取引所が開設して運営しているFX(外国為替証拠金取引)の愛称です。株式では東京証券取引所など公設市場がありましたが、昔はFX取引には公設市場はなく、FX業者と投資家が直接取引する非取引所取引(相対取引)しかありませんでした。

そこで2005年7月に、世界で初めてつくられたFX取引がくりっく365です。2005年7月1日にサービスが開始され、それ以来狭いスプレッドと公平なスワップ金利というメリットが人気を呼んでいます。

くりっく365の概要とメリットは下記です(2013年9月26日現在の情報です)。
  • 取扱通貨ペアは26種類。主要通貨ペアのほか、ノルウェークローネ/円やスウェーデンクローナ/円、ポーランドズロチ/円、インドルピー/円などの新興国通貨ペアもある。
  • 取扱通貨単位は1万通貨(一部の通貨ペアは10万通貨)。
  • 外国為替市場における世界有数の金融機関、ゴールドマン・サックス証券やバークレイズ銀行、ドイツ証券などがマーケットメイカーとなり価格提供されており、最も有利な為替レートが選出される。
  • スワップポイント(スワップ金利)は一本値であり、買い(受取側)と売り(支払側)の金額が同じ。
  • 証拠金は全額、東京金融取引所に預託されることになっており、くりっく365取扱のFX業者に万が一があっても原則、全額保護される。
信用のある世界有数の金融機関がマーケットメイカーとなっていることには安心感もありますが、それよりもスプレッドの面で実際のメリットが大きいです。それぞれの提示レートから、取引所が最も有利な買いと売りのレートを選んでくれるので、投資家は有利な価格で売買可能です。

また、スワップ金利については店頭取引(相対取引)ではFX業者が利益を得るために、買いと売りの値に差をつけていることがありますが、くりっく365では一本値となっており、公正なスワップ金利の提供がなされています。証拠金の全額預託にも大きな安心感があります。

税制の面では相対取引と変わりません。デメリットとして、相対取引ではほとんどの場合無料である売買手数料が、くりっく365では有料であるFX業者がほとんど、ということがあります。

しかし、有利なスプレッド、全額預託などのメリットを考えると、実質のコストと安心感の面では有利な取引システムと考えることができます。FX業者との相対取引だけでなく、くりっく365の活用も検討することは大事です。

<< くりっく365公式サイトはこちら >>

※ 取引所取引には他に、原則オークション方式による外国為替取引をおこなう「大証FX」があります。
posted by クサナギ at 23:26 | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RSIとは?

FXのテクニカル分析の指標のひとつに「RSI」があります。RSIは「Relative Strength Index」の略称で、日本語では「相対力指数」といいます。その為替レートが買われ過ぎているのか、売られ過ぎているのかを数値化したもので、オシレーター系の代表的な指標です。

RSIは、相場の天井と底からの転換を探るのに使われるもので、ある一定期間の為替レートの変動幅に対する上昇幅の割合を求めて、買われ過ぎか売られ過ぎかを判断します。「ある一定期間」には一般的に14日間が使われますが、9日間を使う場合などもあります。RSIの値は下記の式で求められます。

( [ 14日間の上昇幅の合計 ] ÷ ( [ 14日間の上昇幅の合計 ] + [ 14日間の下落幅の合計 ] )) × 100(%)

たとえば、14日間のあいだで前日比プラスだった日の上昇幅の合計が200銭、前日比マイナスだった日の下落幅の合計が100銭(−100銭ということ)だった場合、200を300(200+100)で割り、RSIは66.7%と算出されます。

下記に、RSIの使い方と注意点を列記します。
  • 30%以下は売られ過ぎ、70%以上は買われ過ぎ
  • レンジ相場での転換点の判断には比較的有効とされる
  • トレンドが継続した相場ではあまり機能しない
  • トレンドの転換点ではダマシが多い傾向がある
  • 逆行現象(ダイバージェンス)は要注目
RSIは逆張りの指標です。個人的には、30%以下になったらすぐに買うのではなく、30%以下になりその後再度30%を超えるタイミングで買い、70%を超えたら売るのではなく再度70%を下回ったら売りが良いと思います。しかしその方法だと利幅が少なく、また売買タイミングが遅れる可能性もあります。

RSIは一定の変動幅内の値動きを繰り返すレンジ相場では比較的有効に働くとされていますが、一方的に上昇する、あるいは下落するトレンド継続の相場ではほぼ無効状態です。また、トレンドが転換するシーンではダマシがでる場合があります。

RSIと為替レートのトレンドが逆になることがあり、「逆行現象(ダイバージェンス)」と呼びます。たとえば為替レートは継続的に上昇しているのに、RSIは逆に下落基調というときです。この場合、その後の為替はRSIと同じ方向に動く可能性が高いとされています。

RSIはオシレーター系の代表的な指標のひとつですが、指標を過信しないこと、他のテクニカル指標と組み合わせて使うことがポイントです。
posted by クサナギ at 00:27 | テクニカル分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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